YouTubeで活躍する芸能人の成功と失敗!テレビとの性質の違いとは?

芸能人のYouTube進出が始まり、多くのタレントがYouTuberとなって動画コンテンツを配信しています。

 

そんな中で、圧倒的な人気を誇るタレントが3日で登録者数100万人突破!なんていうニュースを目にした方も多いのではないでしょうか。

 

しかしその一方で、誰もが知る有名人であってもYouTuberになると、全くファンが付かず、登録者数も再生回数も伸びないという芸能人も数多くいます。

 

いったいどうしてこのようなことが起きるのでしょうか?今回は、そんなYouTubeで成功する芸能人と失敗する芸能人の違いについて解説していきます。

 

テレビとYouTubeの違い

 

そもそもテレビとYouTubeでは、配信されるコンテンツの内容や出演者に大きな違いがあります。

 

テレビのコンテンツの場合、その番組に出演するタレントの人数はYouTubeとは比較できないほど多く、しかもそのほとんどがプロのタレントです。コンテンツ内容も一般受けしやすいソフトな内容で、その中にクセの強いタレントと、そのクセを中和するいじられ役のタレントが混在しているのが特徴です。

 

一方でYouTubeのコンテンツの場合は、たとえプロのタレント同士で作った内容であっても、出演者は1人から数名が限度。作る番組の内容も、テレビ番組に比べると出演者のコアなファンが喜ぶようなクセの強い内容や、テレビでは流さないようなプライベートなネタがほとんどです。

 

YouTubeで成功するタレントの条件

 

有名タレントがYouTubeに進出する際に注意しなければならないことは、テレビに出演しているタレントで「知名度」も「人気」もあるけど、そのタレントに「コアなファン」がどれだけいるか?が重要です。コアなファンとは、そのタレントの追っかけとかグッズのユーザーだけにとどまりません。そのタレントが出ている番組、発言した内容、オフの行動など、多くの人が「気になる人」であるかが重要なのです。

 

テレビに滅多に出ないような音楽アーティストなどの場合、わざわざYouTubeで自分のプライベートを披露する人はあまりいません。それは、大物俳優も然り。何故かといえば、自分の商品価値は、メディアやオンラインに出ることで下がるということがわかっているからでしょう。そのようなタレントの場合は、ファンもそのタレントの神秘性を好んでおり、深くプライベートを知りたいと思ってもいないのです。

 

逆にYouTubeで成功しているタレントの多くは、アイドル的な存在か、隠れファンが多いタレントです。ある意味、自らの思想やプライベートを売りにしているタレントの方がYouTubeでは成功する可能性が高いということ。

 

テレビでは圧倒的な出演回数があり知名度も抜群のタレントでも、その役割が脇役やツッコミ役の場合にはYouTubeの世界では活躍しにくい。なぜなら、可もなく不可もない中性的なタレントはテレビでは重宝されても、YouTubeでは誰も興味を持たないのです。

 

テレビとYouTubeでは、根本的な評価のポイントが制作側からも、視聴者側からも全く違うのです。

 

自分はテレビで人気があるからYouTubeでも人気が出るだろうと、安易な考えでYouTuberデビューしても失敗します。YouTuberとして成功するには、コアなファンと同数か、それ以上のアンチが存在するくらいがちょうど良いのかもしれません。

 

実際にテレビの世界ではどちらかといえば嫌われキャラだったタレントが、YouTuberとして大ブレイクする事例は多々あります。そのタレントが単独でテレビ番組を持っても絶対に高い視聴率は期待できないレベルの人気でも、なぜかYouTubeではウケるのです。

 

YouTubeの世界で成功しているタレントの特徴は、少し過激でも自分の主張をハッキリといえる人、自分のプライベートを思いきり出せる人、炎上を恐れない人、自分のファンが求めている自らのキャラクターを理解している人、そんなタレントであれば、きっとYouTuberとして活躍できることでしょう。

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