いつ復活する?タレントの不祥事はいつが時効か。早めの復帰の理由はある?

 

最近話題に上がることが多い「芸能タレントの不祥事」問題。

その内容はさまざまで、飲酒運転や薬物使用などの完全な違法事件もあれば、闇営業や不倫などのコンプライアンス上の不祥事もあります。

そんな不祥事を起こしたタレントの芸能活動の復帰時期について、世間では多くの意見が交わされています。

そもそも、違法行為を犯した者が芸能という仕事に復帰してよいのか、被害者がいる不祥事では、タレントの社会復帰が被害者意識を踏みにじる行為にあたるのかなど、意見はさまざまです。

今回は、そんな芸能タレントの不祥事の復帰とその時期について考察してまいります。

 

芸能界と不祥事の問題

 

近年、コンプライアンスという言葉が社会に浸透するにつれて、芸能界の不祥事が大きくクローズアップされ、その件数も年々増えています。

かつては問題視されることもなかった芸能界と反社会的勢力との関係も取りざたされて、それによって引退を余儀なくされた大物タレントもいます。

それでは今一度、芸能界のタレントが起こした不祥事について見直してみましょう。

 

芸能タレントの不祥事と活動自粛

芸能タレントの不祥事には、大きく分けて「違法行為」と「コンプライアンス違反」があります。

「違法行為」には、薬物使用や飲酒運転、傷害事件、脱税事件などがあります。この問題を起こしたものには法のもとに処罰が下されます。

そして、もう一つの不祥事である「コンプライアンス違反」は社会的規範を破る行為で、反社会的勢力との関わりやパワハラ問題などがあり、これは罪には問われません。

一般的に違法行為に関しては、その罪を償ってから社会復帰するのが当たり前です。

しかしコンプライアンス違反では、具体的に罪を償うこともなく、その期間も曖昧なために芸能活動の自粛からの復帰時期の判断も難しくなります。

 

不祥事を起こした芸能タレントはテレビへの復帰を認めるべき?

 

芸能界で仕事をするタレントは、物を作ったり売ったりする仕事ではありません。その収入は舞台での興行収入やテレビの出演料などで、そこには必ずスポンサーがついています。

実際のところ、不祥事からの復帰を認めるかは、このスポンサーの判断が大きいところになっているのです。

 

芸能界とスポンサー

芸能タレントが不祥事を起こすと、そのタレントが出演する番組は編集されて映っている部分はカットされます。これは番組のスポンサーが、視聴者からの印象を悪くしないように気を配るからです。テレビ番組は公共の電波にのせて放送するので、不特定多数の人が見ることになりスポンサーは非常に気を使っています。しかし一方で、スポンサーにとって最も大事な数字が「視聴率」であるため、たとえ不祥事を起こしたタレントであっても視聴率を稼げるタレントは使いたいというジレンマが生じます。

 

公共電波とインターネットコンテンツ

不祥事を起こした謹慎中の芸能タレントにも、今では自分の判断で復帰できるきっかけがあります。それはインターネットを使ったコンテンツで、SNSやYouTubeといったプライベートな情報発信機能です。これはテレビやラジオなどの公共の電波を使っておらず、観たい人だけが見るコンテンツなので、そのタレントの支持率をダイレクトに測ることもできます。

 

不祥事タレントの復帰時期

 

不祥事を起こしたタレントの公共電波への復帰は、結局のところそのタレントの「人気」がバロメーターになります。実際に、かつては度重なる不祥事を起こしながらも常に芸能界の第一線で活躍するタレントも数多くいました。しかし、社会的な規範を重要視するようになっている現代では、芸能人だけでなく、エンターテイメント業界全体にコンプライアンスを遵守するように求める風潮が強くなっています。

たとえ法を犯さずとも、タレントの不祥事を煽りたてるマスコミと、それをネタに視聴率を稼ぐワイドショー。そのワイドショーでタレントを凶弾する司会者が元は不祥事を起こしていたタレントということも少なくありません。

芸能界の不祥事への監視がどんどん厳しくなっていくなか、これからの実力のあるタレントは自らがSNSやYouTubeを使って芸を発信し、早期の復帰を自らプロデュースしていくことが大切です。それを支持するか、そっぽを向くかも視聴者なのですから、どんどんチャレンジしていけば良いのです。

 

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